妄想娘と店長さん




「でもですね…?」




言おうかな…?
やっぱり止める?

でも店長は私が店長のこと好きだって知ってるわけだし…



私が顔を伏せて
迷っていると店長は

『なんだ?』

って私の顔を覗きこむ



ち、近いってば…!



私の顔が耳まで真っ赤になると
店長は、ニヤッっと笑った



だから、その意地悪な笑いもダメなんだってば!




『おもしれーな望月
で?なんだった?』




「絶対に私の反応見て楽しんでる…」



『うん、だって楽しいもん』




なんて店長はいった直後部屋のドアが開いた




「渉ー!」



『うをっ…ここには来るなって…言ったよな?』




部屋に入ってきた
髪の長い綺麗な女の人は店長に抱きつく…






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