1ヵ月で彼氏作ります。






「あ。」






その時、何か思い出したかのように声をあげる結城くん。






「…ど、どうかしたっ…?」






「グラサン…なくした。」






あ…逃げる途中におとしちゃったんだ…。







「やっべぇ……。」




確かに、結城くんがこのまま歩いてたらやばい。







”家に連れてきてよ!”







姉ちゃんの言葉が頭をよぎる。















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