1ヵ月で彼氏作ります。
あたしの手はついに結城くんの服の袖をとらえた。
よっしゃぁ!!
「結城くぅ~~~~………!?ぎゃあっ!!」
「うわっ!!」
一瞬何が起こったのか分からなかった。
気がついたら背中にすごい激痛が走っていて。
どっかから落ちた…??
「いったぁ…。」
恐る恐る目を開けると、そこは町のはずれだった。
な、何でこんなところにっ。
「結城くん??」
「どこいったのぉぉ!?」
上からそんな声がした。
…やっぱり落ちたんだ。