短編集『固茹玉子』
ジリッ、ジリッとジ・アンダーテイカーはおまわりさんとの間合いを詰めていく。

すると交番の前を、掃除の終わったつぶらな瞳のおじさんが通る。

「お〜昼ぅ寝でぇすかぁ〜れ〜れっ」ピュン

  プシュッ!

サイレンサー付きのワルサーから発射された38口径は、いとも容易く掃除のおじさんの脳髄をぶち抜いて、ものの見事に黙らぁせたぁのだ。
‖:3三

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