短編集『固茹玉子』
俺は日頃鍛えたその身体に鞭打って、更なる高みへと到達する為に気合いを込める。


「ウオォォォォオワァァァッ!」


  シャキィィンッ シャキシャキンッ


しかしカッターは哀れ、俺の肉を削ぎ取っていた。


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