甘恋―AMAKOI―



いい人ぶってるわけ?




「別に何もないよ。苺ミルクもいらない。私に関わらないで。」




私は手渡された苺ミルクを突き返した。




「…天本颯大。」




「は?」




「俺の名前っ!!颯大でいいから。じゃあな坂本未來っ!!」




と、天本颯大は教室を出て行った。
< 11 / 87 >

この作品をシェア

pagetop