大嫌いなひまわり

なつめではなくて、僕を向日葵と彼女は呼んだんだ。

「太陽に焦がれて上を向いて、
必死に太陽を追いかける向日葵の不器用差が似てるよ」


なんて、僕の大好きだった笑顔で僕の瞳を見ながら言っていた。


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