Lifeー生きた証ー

目が覚めるといつの間にか朝になっていて――


お母さんが何事も無かったかのように、あたしに「おはよう」と声を掛けて来た。



到底あたしには、お母さんに「おはよう」なんて言える訳がなく――





朝食さえ食べずに学校へ行く準備をして家を出た。
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