僕と彼女と屍と…
「よし、静かに着いてこい」
品田はそう言うとこっそり教室のドアを開けると中に入って行った。
竜平もそれに従う。
品田が教室に何か使える物が無いか探す。
竜平は壁際にある巨大な箱に近付く。
その箱には
緊急脱出用ダスト
と書かれていた。
火事などの緊急事態の時に、これを開け、中にある円筒の布を窓から投げる。
その布の中身はらせんになっており、その穴から脱出が出来るって仕組みだ。
「先生、これ使えるんじゃないですか?」
品田が箱を見る。
「っち。鍵がかかってやがる」
恐らく、イタズラ防止の為の南京錠だが緊急事態に鍵なんか外してる場合は無いだろうに。
品田はそう言うとこっそり教室のドアを開けると中に入って行った。
竜平もそれに従う。
品田が教室に何か使える物が無いか探す。
竜平は壁際にある巨大な箱に近付く。
その箱には
緊急脱出用ダスト
と書かれていた。
火事などの緊急事態の時に、これを開け、中にある円筒の布を窓から投げる。
その布の中身はらせんになっており、その穴から脱出が出来るって仕組みだ。
「先生、これ使えるんじゃないですか?」
品田が箱を見る。
「っち。鍵がかかってやがる」
恐らく、イタズラ防止の為の南京錠だが緊急事態に鍵なんか外してる場合は無いだろうに。