僕と彼女と屍と…
すると窓にいきなり品田の顔が現れる。

現れては消え、現れては消える。

品田の背後に何かが見える。
あれは…屍!?

「先生!」

窓が割れる。

品田が屍を殴ってる姿が微かに見えた。

「燃やせ!ダストを燃やせ!」

品田が叫ぶ。

「え!無理ですよ!」

ダストを燃やしたら品田が助かる術は無くなる。

「早く燃やせ!奴らが来るぞ!」

品田が叫ぶ。
彼はアルコールランプを持ってないから燃やせ無い。
燃やせるのは竜平だけだ。

「先生…ゴメン」

竜平はランプにマッチで火を付けるとダストを燃やす。
ダストは次第に次第に燃えていった。
ダストの中に既に屍が居たのだろう。
筒があばれるように動く。
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