僕と彼女と屍と…
「…マジかよ」

竜平はロッカーの中に入ってた物を見て驚く。

これは…あれだよな?

「銃…だよな?」

手に取ってみるといわゆるリボルバーと呼ばれる銃だと分かった。
弾はどうやら入ってるみたいだ。

その時、後ろの方からガラスを踏んだような音が聞こえた。
竜平が振り返るとそこには警察の服を着た屍の姿があった。
生きてる警察は助かるが、死んでる警察程やっかいな者は無い。

しかも、その屍は右手に銃を持っていた。

それをためらいも無く、竜平に向かって撃つ。

竜平の横のロッカーに弾が当たった。

屍は再び竜平に向かって銃を構える。
竜平は屍が再び発砲する前に、慌てて近くの通路へと逃げた。
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