僕と彼女と屍と…
「大丈夫か!くそ!離せ!」

男が担任を引っ張るが担任の力が弱まる様子は無い。

男が周りを見渡す。
どこかに行ったかと思うと手に消化器を持って帰って来た。
教室の隅にある奴を取って来たのだろう。

その消化器の中身を担任の顔に噴射する。
たまらず担任は竜平から手を話した。

「今だ!来い!」

竜平は男に着いて走る。
男はそのまま廊下を走り、一つの教室のドアを開けると中に入って行った。
竜平も着いていく。

竜平は周りを見渡す。
この造りからして理香室だろう。

「悪いがドアと鍵を閉めてくれないか?奴らが来るとやっかいだ」

竜平は言われた通りにドアを閉め、鍵を降ろす。

「さて、君は誰だ?」

椅子に座った男が聞いてくる。
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