スマイル☆
清水くんが来た…拓海も一緒に

彼はあたしを見るなり


「お前、心配するやん。こいつの呪文にかかったらどないしょうかと思った…

でもレンが
はっきりと俺が好きと言ってたと学から電話あったから…」

 
藤城はぺコっと頭を下げた

清水くんはちょっと藤城をにらみつけた     
拓海は藤城の隣に
清水くんはあたしの隣に座った





「俺、別に先輩から夏木先輩をとろうとか思ってませんから」

藤城が清水くんに言った

「アホかっ
取られるわけないやろ!」


清水くんはそっとあたしの手を握った…


「うっわ〜手つないでるし俺へこむわ…」


「俺が繋いだろか」

拓海を呆れて見る藤城の目がおかしくって

清水くんも私も大爆笑…


「夏木先輩はいいですね!
心配してくれる友達がいる…

真理子もそういう友達がいたら
あんな風にならなかったと思う。」




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