スマイル☆
気を取り直してバイトに向かう


藤城が顔を出さなくなり初めの1週間は不思議な事に少し寂しかった…

でも
もう今は気にする事なく せっせと働く

今日も忙しかったな〜



「お疲れ様でしたぁ」

店を出ると清水くんが待っててくれた。

「いつもの公園で話そう♪」

約束もしてないのに
会いに来てくれるって嬉しい

o(^-^)o


「お母さんにメール入れとくね!」

バイト終わりが9時だし
報告がうちのルールだか必ず連絡はしとくんだ!


バイクとチャリを止めた…

「ベンチに座る?」

振りかえるとあたしは清水くんの胸の中にいた…

「レン」

ぎゅっと抱きしめ合う


もう言葉はいらない…

お互いを想う気持ちはちゃんと通じてる

そして
見つめあってキスをした


もっともっとキスをしたい…


もっともっと抱き合いたい


もっともっと彼と一緒にいたい…


清水くんといるとあっという間に時間が過ぎていく

別れを惜しむ

…けどもう10時過ぎ
帰らなきゃ



家に帰ってお風呂に入る
湯舟につかって考える


藤城がバイト先に来なくなって寂しいと
ちょっとでも思った自分を恥じた

…(>_<)

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