スマイル☆
階段を上がる

「夏木先輩」


振り返ると藤城だった…


「先に行ってて」

藤城は友達に告げて、階段を上がってきた


「先輩どうしたん?」


「何でもないよ」


「清水先輩となんかありましたって顔してるよ」



「もう駄目かも…」


「えっ」


階段で人が行き交う中、藤城と話した。



「先輩…何があったか知らないけど自信を持って!

清水先輩が先輩を大切に想ってることは
俺が身に染みてわかったんだから…

だから俺は先輩を諦めたのに…」





「…うん」



「真理子の事で2人は難関を乗り越えたんだから、すぐに諦めたらあかんよ!」  



藤城はあたしの肩をポンと叩いた



「うん。元気が出てきた!」


「じゃあ、俺行くよ」


「ありがとね」


o(^-^)o


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