スマイル☆
教室に入ると1組の何人かの冷ややかな視線を感じた…


清水くんの幼なじみのあの子がこっちへ来た…

「夏木さんってモテるんじゃなくてタラシやったんや。

別れる覚悟してた方がいいよ。洋介は頑固で決めた事は曲げないから!

なぁ〜拓海くん」


「あぁ…」


別れの覚悟?
そんなこと今まで考えたことがなかった…


「嫌っ!別れるなんて」


一瞬息ができなくなって
必死に呼吸を整えた



「大丈夫」



「うん」


「メグ!
レンは悪くないよ。つまづいた先にたまたま福山がおっただけのことやん!
レンの言う事を聞かず一方的な清水のヤキモチやんか!
余計な事を言わんとき」


優がフォローしてくれた


「私はただ…夏木さんの事を思って」


「いいの…誤解されてもしょうがないよ」


なんか気まずい空気が流れた



拓海に今日の話をした…

清水くんは1日中イライラしていたみたいで
あたし達3人の呼出しの放送がかかった時は
ゴミ箱を蹴ってたって


あたしはどうしたらいい んだろう…

とにかく仲直りができるようになんとかしなきゃ!


心は落ち込んでても、バイトに行かなければ…


「拓海ありがとう」


「おう!頑張れよ」


「うん」



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