スマイル☆
場内が沸く

決勝が始まったようだ




その片隅で

「よく頑張りました」

あたしは彼の肩をポンと
たたく

彼はやっと立ち上がった

「俺…負けたし、福ちゃんのとこに行くかはレンの自由やから」



パシっ

あたしは彼の頬をぶった…


「福山のとこに行く訳ないってわかってるくせに
なんでそんな事言うの?」


「ホンマ?!」



「当たり前」


レースを応援してる観客の後ろで抱きあった…




彼の頑張りは誰が見ても 証明できる

レースの彼の姿…

あたしは一生忘れないよ
…(v_v)
< 251 / 299 >

この作品をシェア

pagetop