スマイル☆
別れの日が来た…

昨日の晩に清水家におじゃまして夕飯をご馳走になった。

帰り際に、明日は見送りはいらないと清水くんに念を押された


…けど来ちゃった


ホームの陰に隠れて待つ




彼が来たっ
あれっ1人みたい…


「レン」


二人は駆け寄る…


「なんで?」



「来ちゃった」

彼はあたしを抱きしめた


「清水と初めて会った時、駅でキスしたね」


「こんな風にな」

彼は人目を気にせずキスをした…

あたしはあの時のことを想い出しながら彼を感じた








アナウンスが鳴り新幹線が到着した…

「元気で」


「レンもな」


「うん…」


握った手を離した瞬間、扉が閉まった…


涙が止まらないよ


「バイバイ清水くん」


あなたがそばにいなくても、あたし頑張るよ!

あなたを想う事が
今あたしが生きている証なんだから

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