育児ってパネェ!


それは、育児にも少しずつ慣れて、楽しめるようになってきたある日のこと。

部屋に敷いた布団の上でゴロゴロしているばぶーを見守りながら、私は夕飯の支度をしていました。


3匹のブタさんが描かれたまな板の上で野菜をブッタ切り(ここ笑うとこ)、フライパンでジュージューと炒めていたら。


「あ……あ……い……」


何か聞こえる。

最初は付けっ放しにしているテレビの音かと思っていたけど、なんか違う気がして…


私は、弱火にして少しだけリビングの方へ。

けれど、音はもう聞こえない。

気のせいだったのかとまたクッキングタイムに戻ると。


「わ……ん……わ……」


また聞こえ始めました。

しかも、今度は少し大きめだったので、それが自分の娘の声だと気付きました。


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