育児ってパネェ!


いつから起きていたのかはわかりません。

ただ、ご機嫌だったのでしょう。

ずっと繰り返してましたから。


そう。

私が間近で聞きたいと願っていたお喋りらしきものを。


彼女は私が起きたの気づいてないのか、天井を眺めがら唇を動かし続けています。


意味をなしていないであろうその音は。


「まんまんまんまんまんまんまん」


この繰り返し。


まだ薄暗い部屋に響く娘の声。

聞き方によってはなんか不気味に聞こえそうな気がしたけど


ちゃんと聞けて朝から


パネェラッキー。











< 188 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop