育児ってパネェ!
見つめ合う私とヒナ。
「……ヒナ、紹介するよ。私の子、ばぶーよ」
一応警戒は解かないまま、私はしゃがんで寝ているばぶーを見せてあげました。
ヒナが「おや?」といった仕草を見せます。
そして、ゆっくりと近づいて来ました。
そこですかさず私は立ち上がります。
「はい、よろしくねー。しゅうりょー」
床の上では「えぇっ?」みたいな顔のヒナ。
興味が解けないようで、ばぶーを必死に見上げています。
しまいには私の足にすがりついて訴えるという。
「だーめ。アンタ噛むでしょ」
それでも見せろ・嗅がせろ・噛ませろと纏わりつき、攻防を繰り広げている間にベビーベッドが完成。
「はいホラ、どいて」
私はうまくヒナにどいてもらって、ばぶーをやっとベビーベッドに寝かせてあげました。
ばぶーの名前の書かれた紙を壁に貼り、旦那は写真タイムに突入。
あ、ちなみに!
ばぶー名前はちゃんと決まってますが、このエッセイではあえて定着しつつある胎児ネームで通そうと思います。
で、落ち着いたところでさっそくミルクタイムです。