YOU OF ME
てゆーか、来るならメールの返事してよね。
「話?・・・何?」
・・・・・・・
少し間をおいて、あたしは重い口を開いた。
「あのさ・・・もう会うのやめよ?」
あたしは、顔を下に向けたまま、
「捺・・・といると、疲れちゃった・・・だから、もう会いたくないの・・・捺も、あたしと会いたくないでしょ?あたしより、綺麗な人が捺の周りにはいっぱいいるから・・・・その人たちの方が捺に合ってるよ」
なんて、思ってもいないことを淡々と言った。
やばい・・・・泣きそう。
唇をぐっと咬んで、あたしは捺を見ない。
捺は、あたしをジッと見ている。