YOU OF ME
「あ・・・あったかいね?」
クルッと捺に背中を向けていた体を
捺の方に体を向けて、あたしよりも
20センチは身長の高い捺を下から見上げる。
もう少し、縮んでくれてもいーよ?
そんな呑気なことを考えてるあたしに、
チュッ
と優しいキスをした捺。
「・・・は!急にとか反則!」
怒っているあたしに、
「ごめん。癖なんだ。急にキスするの」
なんて可愛く言う捺を見てあたしは、即許してしまう。
「あたしって、捺のペットみたい・・・」