素直になれないBestカップル
「藍ちゃん、奏がいないからってそんな顔しないでよ。」


「そんな顔?」



私、変な顔してた?!



急いでほっぺたを引っ張った。


「ははは。藍ちゃんおもしろ!」



太陽くんは笑いながら地面にねっころがった。



なんか……猫みたい。



「ふぁ〜…。」



私も眠くなってきた。




寝ちゃお。






私は壁にもたれて眠りについた。






「ん…くぁ〜!」



「でっかいあくび。」



!?


私は急いで口元を押さえた。


……太陽くん。



そういえば横で寝てたね。






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