幼なじみだし★
しばらくして私はマサから
離れた。





「ありがと。」





「かえろーぜ」





マサは歩き出した。




私はマサの数歩後ろを歩いていた。





しばらくの沈黙のあと、マサは後ろを向いた。






「もうすぐ、バレンタインだな」




マサは泣いてた理由を聞かなかった。





それが、マサの優しさなんだよね。
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