幼なじみだし★
「大丈夫か?」




「うん。・・・キャァッ!」



空はオレの顔を見るなり
オレを突き飛ばした。



「いって~。
お前から抱きついてきたんだけど・・・?」




「え・・・。あ・・・。
ご・・・。ゴメン・・・」





「まあ、いいや。
帰るぞ。」




「・・・・・うん。」




それからオレたちは家に着くまで
ほとんど喋らなかった。




空は少しオレから離れて歩いていた。



やっぱり、嫌われたのかな。


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