幼なじみだし★
「ハル!私のどこが食い意地
張ってるってって言うの!?」

「はってんだろ。
前にオレが昼飯として買った
購買の幻のパン食ったのは
どこのどいつだ~?」

「あっ・・・。謝ったもん。」

「てか、お前起きんの遅い。」


「起きる努力はしてるもん!」


「どうだか。」

むかつく~!!!こいつは、
新山春樹〔にいやまはるき〕

意地悪!
意地悪!!
意地悪!!!

とにかくこいつは
意地悪なの・・・。

私たちがギャーギャー言っていると

「持ってきたぞ。」

「あっ!優、ありがと!」

私はリンの後ろに乗り

ハルはマサの後ろに乗った。


「よ~し!猛スピードで
行くぞ~!」
  シャー!


私たちはただの友達じゃない。

ただの親友ってわけでも、

他人ってわけでもない。


小さい頃から一緒で、

家族みたく育ってきた。

どんな時も

何があっても

ずーっと一緒。

私たちは仲良しな

幼なじみなの!
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