宇宙いち可愛いでしょ?


「美乃李ちゃ~んっ」


学校が終わって鞄を持ち、帰ろうとした時、よく話しかけてくれる席の近い女の子が私を呼んだ。


成宮香。


私は長い髪を前の方によせて、その子の方を向く。


その子の後ろにはもう1人女子と3人の男子がいた。


みんな、にこにこして私を見つめる。


決して私を憎いとか、そういう顔じゃなくて何かを期待する顔。


私は大きい目をもっと開いて「何?」と聞く。


「私たち今から遊ぶんだよね!美乃李ちゃんも一緒に遊ぼ?」


「え・・・」


今まで、誰かに遊びなどに誘われたことはあまりなかった。


< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

愛を求めすぎて
亜杏/著

総文字数/8,742

恋愛(その他)20ページ

表紙を見る
いちご オ・レ
亜杏/著

総文字数/56,139

恋愛(その他)192ページ

表紙を見る
愛した名前
亜杏/著

総文字数/83,802

恋愛(その他)213ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop