カラカラライフリズム


「今日は五〇二号室で……一時半からだ」

「……分かった。ねえ、今何時?」

「一時十九分。あ、今二十になった」

「………」

「走れ」

「だりーよ」

「昼まで寝てりゃ当たり前だ。

……てか、いいから走れっつーの!」



急かされて、やっと渋々走り出した。

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