カラカラライフリズム
光は舌打ちをして箱を放り出すと、
室内をうろついてコンセントを探し出し、
ポケットから出したドライバーで勝手に解体し始めた。
「お前、何してんだよ」
「何って、盗聴器探し。
監視カメラも今のうちに壊すか封印しといた方が良いぜ。
多分天井のあの辺……あ。
あの、灰色っぽい点がそうだ」
光はコンセントのカバーを外し、
コードに紛れて、明らかに怪しく取り付けられた、
小さな黒い箱をぱきっと取り除いた。
そしてその後、別のポケットからガムテープを出すと、
椅子を持って来て例の灰色の点をテープでべったりと覆った。
「これでよし!」
室内をうろついてコンセントを探し出し、
ポケットから出したドライバーで勝手に解体し始めた。
「お前、何してんだよ」
「何って、盗聴器探し。
監視カメラも今のうちに壊すか封印しといた方が良いぜ。
多分天井のあの辺……あ。
あの、灰色っぽい点がそうだ」
光はコンセントのカバーを外し、
コードに紛れて、明らかに怪しく取り付けられた、
小さな黒い箱をぱきっと取り除いた。
そしてその後、別のポケットからガムテープを出すと、
椅子を持って来て例の灰色の点をテープでべったりと覆った。
「これでよし!」