カラカラライフリズム



「――新希光会?」




「まるで、どこぞの宗教団体みたいだろ。


ところが、ちゃんとした団体でもあるんだな、これが。




……元々は、被害者を救う会の一部から派生してものらしい。



だが、最近の急成長振りときたら、尋常じゃないレベルなんでな。





絶対に裏が絡んでいる」




「……ようやく、お出ましというわけですか」





進藤は、渡された書類に目を通した。




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