カラカラライフリズム



「私達にかけられた機械では、不十分だったのよ…



…私達は、何も忘れてなんかいない。



何もかも忘れたような、幻を焼き付けられただけ。




……違うの……?」





――……。



それは、一樹が思っていた事と同じだった。




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