カラカラライフリズム



「……着きましたよ。執行所です」


「ああ……」



宇田川は、車から降りた。


入口には、数人が立っていた。


すると、そのうちの一人が、


「おはようございます。ようこそ、第三執行所へ……宇田川委員長。


私は進藤と申します。以後、お見知り置きを」



「ああ……よろしく」



宇田川は、進藤に促されるまま、握手をした。



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