大好きだょ。

信じられない結末

ガチャッ。

「ただいまー。」

「おかえりー。涼香、遅かったじゃない。」

「うん。ちょっと、友達としゃべってて。。。」

『ヤバいなー。。。お母さん、そうとうキレてる。。。きっと、岡崎先パイのことだ。。。こういうときは、何も気づかないふりをして、明るくふるまうしかないや!』

「話って何ー??」

「あなた、付き合ってるんですってねー。入学式で堂々と良くあんなことを。。。」

「あー……」

「・・・でかしたわよ!涼香っ!」

「えっ!お母さん、どうして??今までなら、杏菜人前で恥ずかしいことやって!って怒ったのに。。。今日も、怒られると思っていたのに。。。」

「何を言ってるの!あなたは何も悪いことしてないじゃない!むしろ、すっごくいいことをしたのよ!」

「何言ってるの?おかあ…」

「知らないの?涼香。あなたがつき合っている岡崎先パイってね、大金持ちの息子さんなのよ!

「えっ!?そうだったの??」

「そうよ。知らなかったの??だから、このままいけば、玉の輿よ!」

「そうね。。。って私がこのまま岡崎先輩と結婚するわけないじゃない!!きっと、岡崎先パイだって、冗談で言ったのよ!」

「もし本当にそうだとしても、わざわざあんな大勢の前で言ったりしないわ。それにね、…………」

私はもう、お母さんが何を言っているのか、何も聞こえなかった。

『あの岡崎先パイが、大金持ち!?すごく遊んでそうなのに。。。』



そんなことを考えていると、ずっと眠れなかった。

翌朝、とんでもないことが起こるとも知らずに。。。
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