ゆき
とりあえず席につく。
私とまなは名字の名前順が遠い。
私は前から2番目の席だった。
前には同じ班になるだろうと推定できる子が座っていた。
話かけようか?
でもなんて?
友達になろう。
中学生にもなって?
馬鹿にされるかもしれない。
受け流されるかもしれない。
色々考えてるうちに担任の先生と思われる人が来て、
「入学式です。体育館へいきます。」
と言った。
30代前半くらいの優しそうな女の先生。
移動中、なんて声をかけようかずっと考えていた。
入学式の時も、ずーっと。
すぐ隣にいるのに、声をかけられないのがちょっと悔しい。
入学式が終わり、教室へと戻る途中に私は決意をきめて、
「友達になろう?」
と言った。
すると彼女は嬉しそうに、
「うん!」
って言ってくれた。
よかった、悪い子じゃなさそうだ。
「北村真麻穂。まあとか、まあちゃんとか、まさほとか。
なんでもいいからね。」
笑いかけると、彼女は笑顔でこくりとうなずいて、
「はるでいいよ」
とか細い声で言った。
なんかよくわかんないけど、
仲良くなれそう。。。だな
私とまなは名字の名前順が遠い。
私は前から2番目の席だった。
前には同じ班になるだろうと推定できる子が座っていた。
話かけようか?
でもなんて?
友達になろう。
中学生にもなって?
馬鹿にされるかもしれない。
受け流されるかもしれない。
色々考えてるうちに担任の先生と思われる人が来て、
「入学式です。体育館へいきます。」
と言った。
30代前半くらいの優しそうな女の先生。
移動中、なんて声をかけようかずっと考えていた。
入学式の時も、ずーっと。
すぐ隣にいるのに、声をかけられないのがちょっと悔しい。
入学式が終わり、教室へと戻る途中に私は決意をきめて、
「友達になろう?」
と言った。
すると彼女は嬉しそうに、
「うん!」
って言ってくれた。
よかった、悪い子じゃなさそうだ。
「北村真麻穂。まあとか、まあちゃんとか、まさほとか。
なんでもいいからね。」
笑いかけると、彼女は笑顔でこくりとうなずいて、
「はるでいいよ」
とか細い声で言った。
なんかよくわかんないけど、
仲良くなれそう。。。だな