ゆき
教室に戻り、ホームルームが始まった。
隣の男子ゎ私と出身校が違うから話すに話せない。
「でゎまた明日」
担任の先生がそう言い終えると、
一気にみんな帰り始めた。
「ねーねーまーあー!」
まなが照れくさそうにこっちに寄って来た。
「なに?」
「まなね~、好きな人できた~!!」
え、なになに?!
何急に!!
「えっ?!何、どのきっかけで?!」
「あのねっ!まなの隣の春喜君、ヤンチャそうでカッコいいな~って思ってたの!話しかけてみたんだけど、もーまじ超予想どうり!!かっこよすぎ~!!」
わお。展開はやぁい。
「まな超頑張っちゃうからね!」
「うん。」
どうぞご勝手にって感じ。
だって早すぎるし!
「春喜君西小だから、ほらっ!まあの前の子西小でしょ?なんか情報聞いといて~!」
あ~はいはい。わかりましたよ。
私ゎどうしてもまなのわがままに反対できないんだ。
まながいい子だってわかってるからだとおもうけどね。