約束
─10分後


気付かれないように静かに階段を降りた。







扉の隙間からリビングを見ると…



母さんは見えなかったけど、父さんは頭を抱えていた。





罪悪感が俺の胸を押し潰す。




それからドアノブに手をかけ…





そこからダッシュで駅まで走った。






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