好きっていえなくて・・・


ちゅっ

今度はあたしの髪の先に口づけする。


ドク・・・・・ン


パシッ

「やめてください〜」

払いたたき、舌をだしていう。


「うっわ!まぢ可愛くねぇ――!!!」


「うっさい、バカ!」


いつの間にか、敬語がタメ口に変わって、
バカだなんて言っていた。


「ほらな♪」


「何・・・がよ?」

今度こそとは、少し警戒気味にきく。


「敬語とかより、こっちのがいいって♪」


「・・・・・・は?」

それ、どゆい・・・・



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