好きっていえなくて・・・


「・・・・・・・陽亮・・・」

会長の後ろに陽亮がいたカラ。


「・・・・・玲奈・・・」

バッ

会長の手を払いのけ、

「陽亮!」

タタッ

陽亮のもとに駆け寄る。

「探したんだよ?ほら、もうお昼だし♪」


「・・・・・・・」

陽亮はただ黙っている。


「よ・・・すけ?」


何か・・・様子が変?

「会長と食うんだろ?」

「―――え?」


今、何て・・・

見上げると、悲しいそうな顔をした陽亮がいた。



< 168 / 309 >

この作品をシェア

pagetop