好きっていえなくて・・・
「・・・・・・・陽亮・・・」
会長の後ろに陽亮がいたカラ。
「・・・・・玲奈・・・」
バッ
会長の手を払いのけ、
「陽亮!」
タタッ
陽亮のもとに駆け寄る。
「探したんだよ?ほら、もうお昼だし♪」
「・・・・・・・」
陽亮はただ黙っている。
「よ・・・すけ?」
何か・・・様子が変?
「会長と食うんだろ?」
「―――え?」
今、何て・・・
見上げると、悲しいそうな顔をした陽亮がいた。