好きっていえなくて・・・


ドキンッドキンッ

まさか・・・また会えるなんて


ふわっ

軽々とあたしの体が持ち上げられた。

「ごめん。大丈夫か?」

キュンッ

「陽亮・・・・君?」

緊張のせいか、声が震えてしまう。


「ぷっ・・・君とか、やめろよ?」

「え?じゃあ、何て・・・?」

陽亮君以外って、何て呼べば・・・

「陽亮でい−カラ。」

ドキッ

また・・・・あの時と同じ優しい笑顔で言う。


< 18 / 309 >

この作品をシェア

pagetop