好きっていえなくて・・・



それよりもッ!!!!

陽亮はさっき、何て言いかけた?

“「俺・・・・・・俺、玲奈のコトがす――」”


す・・・・・?何?

うぁ〜〜〜ダメだ!気になってしょうがない・・・


ツンツン

陽亮の制服の裾を軽く引っ張る。

「んあ?ど−した?」


キュンッ

さっきまで愁司君とじゃれ合っていたのに、あたしが呼ぶと
すぐにあたしの方にきてくれる。

それが凄く嬉しくて・・・・

ほかられてる愁司君には悪いケド、
陽亮かりますっ!


「あの・・・・さ、」

うぅ〜〜〜何だか恥ずかしい!!!





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