好きっていえなくて・・・


やっぱり、あたし
陽亮のコト好きだなぁ〜


いつも、ドキドキしてる。



陽亮は今、何を考えてるの――?





3−1の教室を出て、屋上で愁司君と話す。

「んっ・・・あ〜〜〜」

片手を頭の後ろにくみ、伸びをする。

「楽しかったな♪」

ニカッと笑う愁司君にあたしも

「うん♪」

ニカッと笑ってかえす。


陽亮はいなかったケド、
すごく楽しかった。

「愁司君?」

「ん〜?」

ゆっくり振り返る愁司君に

「今日はありがとね。」

満面の笑みでかえす。



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