好きっていえなくて・・・
最近、陽亮との仲が前に戻った気がする。
あの、学祭カラ。
何があったのか知らないケド、よかった。
あのまんまじゃ、つまんないもんね。
「場所ど−する?」
そんな大人数(多分)でパーティとなると、それなりの場所が必要になる。
「じゃあさ、
陽亮ん家にしよ−ぜ♪」
愁司君がサラッと言うと、
「はぁ?!」
陽亮の声が響いた。
「陽亮ん家でけぇしさ〜♪」
「そ−なの?!」
「もうね〜言葉がでてこないカラ♪」
何て大袈裟に言う愁司君に、
「んなわけね−だろ?
至って普通の家、だ。」