好きっていえなくて・・・


いつもの陽亮は、甘くて優しい香りがする。

特別な時に使えるような・・・

いつもとギャップ感じさせる香りがいい。


少し男っぽくて、危険な感じの?

いつもの香りとは、違うドキドキを感じさせる・・・・


フワッ


そんな時、1つの香水に目が止まった。

あたしの鼻は、結構きくほう。

だカラ、こ−ゆ−、
香水がたくさんある所でも香りをかぎ分けるコトができる。

あたしがちょうど想像していたもの
そのものの香りがした。


「楓・・・・?」

「ん、どした?ギプアップ?」

カタッ

「コレに、決めたよ。」

飾られているそれを、手に取り楓に見せる。

「はやっ!?」

あまりのはやさに楓が驚いている。

そりゃ、あたし前だよね〜

こんなたくさんある中で1つを選ぶなんて、
しかも、男の子にプレゼント用だなんて・・・

時間がかかるのが普通だろう。



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