好きっていえなくて・・・
あの雨の日、陽亮と初めて出会ったんだ。
あの頃は、ただの軽い人だと思っていたケド
陽亮は、意外と真面目。
とゆ−か、硬派キャラ?
あまりにも外見と内面が当てはまっていなくて
おもわず笑みが零れた。
それカラすぐに仲良くなって、愁司君とも出会った。
今では一緒にいるのが当たり前の存在。
陽亮がいないなんて考えられない。
とても大切な友達。
――なのは、正直愁司君だけで、
あたしにとっての陽亮は、
友達なんかよりもうえの、
――“特別”な存在。
これは、恋とよんでもよいのでしょうか?
今年の冬は、陽亮たち3年生にとっては
気が抜けない季節。
『受験』
という、勉強だらけの毎日が待っている。