好きっていえなくて・・・



カランコロンッ

「いらっしゃいませ―♪」

少しお洒落な喫茶店に入ると、楓がすでに座っていた。

「ゴメン、楓。」

遅れてやってきたコトを謝り、席に座る。

「新は?」

「3時半くらいにくるよ♪」

新は、途中カラあたしたちと合流して一緒に行く予定。

愁司君と陽亮は、あたしたちと同じように
はやめに陽亮で遊んでいるらしい。

「プレゼント、持った?」

ニカッと笑ってきいてくる楓にあたし

「うん、ばっちし♪」

ニカッと同じ笑顔でこたえた。

鞄の中には、綺麗にラッピングされた香水を入れてある。

渡すのは、夜ご飯を食べ終わってカラ。

考え出したら、今カラ緊張してかた。

「頑張れよ♪」

楓は、さっきと同じ笑顔で応援してくれる。

「うんっ♪」

できるのなら、今日告白するつもり。



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