好きっていえなくて・・・


もしかしたら、もう元に戻れないかもしれない。

前みたいに仲良くできないカモしれない。

だケド・・・・それでも、
あたしの気持ちを陽亮に伝えたいんだ――・・・


お喋りしていたら、あっという間に時間は過ぎていき
気がつけば、新がくる時間になっていた。

「よっ!楓、玲奈♪」

「――新!!」

ぱぁっと、楓の表情が一気に明るくなる。

「こっち座って♪」

ポンポンと、楓が自分の隣をたたく。

「ん。」

ストンッと楓の隣に座る新。

それを見て、正直羨ましくなった。

「そろそろ岡本先輩の家向かう?」

先に楓が切り出した。

「そ−だな?もう行くかぁ♪」

4時に集合なワケだし、そろそろここをでた方がいい。



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