好きっていえなくて・・・


あたしと、楓、新は、もちろん愁司君のように見慣れているわけでもなく、放心状態だった。


「お・・・お邪魔します・・」

まだ門をこえたばかりだというのに、もう挨拶をしてしまう3人。


「ぅっわぁ――!!」

敷地内な入ると、そこはまるで別世界だった。

一本の道が、大きな屋敷に続いており
その道の横には、花が並んでいる。

屋敷の目の前には大きな噴水。


そこでは、小鳥たちがパシャパシャと音をたてて遊んでいる。


ど・・・・どうしよう・・・・

何か、場違いな気がしてきた・・・(汗)



キィッ―・・・

屋敷の扉が勝手に開きだす。

ドキッ

また自動?


何て思ったら、屋敷の中カラ1人の女の人が出てきた。

ドキンッ

ぅ・・・わ・・・

すごく、

「綺麗な人だね?」

ボソッと、楓が耳打ちする。



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