好きっていえなくて・・・


「ふふっ♪陽介も、いい男に育ったものねぇ〜♪」

「ははっ・・そ−かな?」


はい。
あたしは、そう思います。
陽介は、すごく男前です!!

「それじゃ、私はもう行くわ。」

「ん。」

「車だして。」

「かしこまりました。」

黒いスーツを着た男の人が、車の扉を開け
陽介のお母さんが入って座るのを確認してカラ扉を閉める。


なんか・・・かっこいい。

ブロォォォッ

キィッ・・ガラガラガラッ

男の人は、後ろに陽介のお母さんを乗せて、どこかへ行ってしまった。


「じゃ、俺らも中入る?」

陽介は、親指でクイッと屋敷の中を指す。

「そ−だよな!
はやく、パーティしよ−ぜ♪」

愁司君はもはや、パーティをやる気まんまん。

やっぱ、子供みたい・・・♪



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