好きっていえなくて・・・


衝撃だった。

頭ん中が、一瞬で真っ白になって足が動かなくなった。


「・・・・・んで・・・」

愁司が・・・・・

「んっ・・・・ふぅ・・・」


玲奈と愁司は俺の存在に気づいていなかった。

「・・・・・・・っくそ!!」

俺は来た道を引き返した。


悔しい。
本当なら俺が・・・・


あぁ、俺は玲奈がこんなにも好きなんだ・・・・


もう、戻れないのか??



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